
猫トイレには大きく「システムトイレ」と「普通トイレ(オープントレー)」の2種類があります。
どちらを選ぶかで、日々の掃除の手間・臭いの管理・コストが大きく変わります。
この記事では、2種類の違いを5つの観点で比較し、選び方のポイントを紹介します。
システムトイレと普通トイレの違い

システムトイレとは
システムトイレは、上段に専用の猫砂、下段に消臭シートを敷く2層構造のトイレです。
おしっこはシートが吸収し、うんちだけ砂の上に残る仕組みになっています。
代表的な製品にデオトイレ(ユニ・チャーム)・ニャンとも清潔トイレ(花王)などがあります。
普通トイレとは
普通トイレはシンプルなトレーに猫砂を敷くタイプです。
多くの猫が慣れ親しんでいる形で、サイズ・形・素材のバリエーションが豊富です。
初期コストが安く、どんな猫砂でも使えるのが特徴です。
5つの観点で比較
①初期費用
システムトイレは専用設計のため、2,000〜5,000円程度とやや高めです。
普通トイレは500〜2,000円程度から選べます。
②猫砂の消費とコスト
システムトイレは専用砂(ペレット状)の消費が少なく、シートを週1回交換するだけでOKです。
普通トイレは固まった部分をこまめに取り除き、定期的に全量交換する必要があります。
長期的なコストはシステムトイレの方が抑えられるケースが多いです。
③掃除の手間
システムトイレはシートが週1交換、うんちは毎日取るだけとシンプルです。
普通トイレはこまめなスコップ作業が必要ですが、慣れれば短時間で済みます。
④臭い対策
システムトイレは消臭シートがおしっこの臭いをしっかり吸着するため、臭い対策として優秀とされています。
普通トイレは使用する猫砂の消臭力によって大きく差が出ます。
⑤猫の好み
システムトイレは専用砂の感触が普通の砂と異なるため、嫌がる猫もいます。
切り替えの際は今のトイレと並行して設置し、慣れさせる期間を設けてください。
普通トイレは多くの猫が慣れているため、受け入れやすい傾向があります。
どちらが向いているか
システムトイレが向いているケース
- 臭い対策を優先したい
- 猫砂の全量交換が手間だと感じる
- 共働き・外出が多く毎日こまめに交換が難しい
普通トイレが向いているケース
- 初期コストを抑えたい
- 好みの猫砂を自由に選びたい
- 猫がシステムトイレを嫌がる
- 多頭飼いで複数のトイレを用意したい
猫トイレを選ぶときの共通ポイント
サイズは猫の体長の1.5倍以上
猫がトイレの中で向きを変えられるサイズが必要です。
小さすぎると外に砂が飛び散ったり、使うのを嫌がる場合があります。
台数は頭数+1個が目安
猫の頭数+1個のトイレを用意することが推奨されています。
1頭飼いなら2個、2頭なら3個が目安です。
よくある質問
Q. 屋根付きトイレと屋根なしどちらがいい?
A. 猫によって好みが異なります。囲まれた場所が好きな猫は屋根付きを好む場合があり、開放的な場所を好む猫は屋根なしの方が使いやすいことがあります。
まずは屋根なしで様子を見て、必要であれば変更するのがおすすめです。
Q. システムトイレの砂は普通の砂で代用できる?
A. システムトイレの構造上、専用のペレット状の砂以外ではシートに詰まる・目詰まりするなどの問題が起きやすいです。専用砂の使用を推奨します。
Q. トイレを増やしたら排泄の回数が急に増えた場合は?
A. 急に排尿・排便の回数が増えた場合は、膀胱炎などの泌尿器疾患が疑われます。動物病院に相談してください。

